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不法投棄されてしまった場合の対処法|私有地にゴミを捨てられたときはどうする?

- 所有している土地に知らないゴミが捨てられている
- 会社の敷地に廃材を不法投棄されてしまった
- アパートやマンションのゴミ置き場に大量の粗大ゴミを置かれてしまった
このような不法投棄の被害に遭った場合、慌ててゴミを移動したり処分したりするのではなく、まずは現場の状況を確認して記録を残すことが大切です。
不法投棄された物の種類や状況によっては、自治体や警察などへの相談が必要になることがあります。
また、不法投棄した人物が分からず、行政による撤去なども行われない場合には、土地や建物の所有者・管理者側で処分を検討しなければならないケースもあります。
この記事では、不法投棄されてしまった場合の対処法や相談先、不法投棄されたゴミを処分するときの注意点について分かりやすく解説します。
不法投棄とは?

不法投棄とは、廃棄物を法律やルールに従わず、道路や山林、空き地、私有地などへ捨てる行為です。
例えば、次のようなケースが考えられます。
- 空き地に家電や家具を捨てる
- 山林に建築廃材を捨てる
- 他人の土地にゴミ袋を置いていく
- 駐車場に粗大ゴミを放置する
- 会社の敷地に廃材を置いていく
- 解体工事などで発生した廃材を山中に捨てる
- 道路脇にタイヤやバッテリーなどを放置する
- 他人のゴミ置き場へ大量の廃棄物を持ち込む
「少量だから問題ない」というわけではありません。
決められた方法以外で廃棄物を捨てれば、不法投棄に該当する可能性があります。
自分の土地に不法投棄されたらどうする?

自分が所有・管理している土地に不法投棄された場合は、すぐに片付けるのではなく、次のような流れで対応することをおすすめします。
- 不法投棄された物にむやみに触らない
- 現場の写真や動画を撮影する
- ゴミの種類や量を確認する
- 投棄した人物につながる物がないか確認する
- 自治体や警察などへ相談する
- 必要に応じて専門業者へ撤去・処分を相談する
- 再発防止対策を行う
特に重要なのが「証拠を残すこと」です。
撤去してしまう前に、どこに何がどの程度捨てられていたのか分かるように記録しておきましょう。
①まずは不法投棄された物に触らない

不法投棄を発見すると、「邪魔だからすぐ片付けよう」と考える方もいるでしょう。
しかし、内容物が分からない場合は、むやみに触らない方が安全です。
不法投棄される物の中には、次のような危険物が含まれている可能性があります。
- 廃油
- 薬品
- 塗料
- バッテリー
- ガスボンベ
- スプレー缶
- 注射器など
- アスベストを含む可能性がある建材
- 割れたガラス
- 鋭利な金属
- 腐敗した物
- 液体が入った容器
中身が分からないドラム缶や容器などは、特に注意が必要です。
液漏れや異臭などが発生している場合は、自分で移動させず、自治体や警察、消防など適切な機関へ相談してください。
②写真や動画で現場を記録する

不法投棄された物を発見したら、撤去する前に写真を撮っておきましょう。
写真は全体だけでなく、複数の角度から撮影しておくのがおすすめです。
例えば、次のような写真を残しておきます。
- 不法投棄場所全体
- ゴミ全体
- ゴミの種類が分かる写真
- ゴミの量が分かる写真
- 車両のタイヤ跡
- 周辺の状況
- 段ボールなどに記載された情報
- ラベルや伝票など
防犯カメラを設置している場合は、映像が上書きされる前に保存しておきましょう。
不法投棄した車両のナンバーや人物が映っている場合は、重要な情報になる可能性があります。
③ゴミの種類と量を確認する

次に、不法投棄された物の種類と量を確認します。
例えば、
- 家具
- 家電
- タイヤ
- 木くず
- 石膏ボード
- コンクリートガラ
- ブロック
- 金属くず
- 廃プラスチック
- ガラス
- 土
- 石
- 廃材
- 混合廃棄物
などです。
ただし、危険物や正体不明の物については無理に確認する必要はありません。
写真を撮影し、専門家へ相談してください。
廃棄物の種類によって相談先や処分方法が変わることがあります。
④不法投棄した人物につながる物を確認する

安全に確認できる範囲で、投棄した人物や事業者につながる情報がないか確認します。
例えば、
- 宛名のある段ボール
- 宅配便の伝票
- レシート
- 請求書
- 郵便物
- 会社名が書かれた物
- 工事現場名が記載された物
- 車両番号が分かる防犯カメラ映像
などです。
ただし、証拠になりそうな物を勝手に破棄したり、大きく移動させたりすることは避けましょう。
警察や自治体へ相談する予定がある場合は、現状を残しておいた方がよいケースがあります。
⑤自治体へ相談する

まずはお住いの自治体に相談してください。
家庭から出た粗大ゴミなどの一般廃棄物の場合は、市区町村などが主な相談先になります。
一方、建設廃材などの産業廃棄物の場合は、都道府県や政令市などの環境省が相談先になることがあります。
「一般廃棄物なのか産業廃棄物なのか分からない」という場合は、まず市区町村へ相談してみるとよいでしょう。
相談する際には、
- 不法投棄された場所
- 発見した日時
- 廃棄物の種類
- おおよその量
- 写真
- 投棄者につながる情報
などを整理しておくと説明しやすくなります。
⑥警察への相談も検討する

不法投棄は単なる「ゴミの放置」とは限りません。
大量の廃棄物が捨てられていたり、不法投棄した人物や車両を確認できたりしている場合は、警察への相談も検討しましょう。
特に、
- 不法投棄しているところを目撃した
- 防犯カメラに人物が映っている
- 車両ナンバーが分かっている
- 何度も繰り返し捨てられている
- 大量の廃棄物が捨てられている
- 盗難品と思われる物がある
といった場合は、状況を整理して相談してください。
緊急性がない場合は最寄りの警察署や交番、警察相談専用電話「#9110」などへの相談を検討できます。
投棄している人物を目撃しても、自分で捕まえたり問い詰めたりするのは危険です。
人物や車両の特徴などを安全な場所から確認し、必要に応じて警察へ連絡しましょう。
不法投棄されたゴミは行政が無料で撤去してくれる?

「不法投棄されたのだから、行政が無料で全部撤去してくれるのでは?」
と思う方もいるでしょう。
しかし、不法投棄されたからといって、必ず行政がすべて無料で撤去してくれるとは限りません。
不法投棄を行った人物が特定できれば、その人物などに原状回復が求められる場合があります。
一方で、投棄した人物を特定できないケースも少なくありません。
さらに、行政による措置についても、生活環境保全上の支障やそのおそれなど、状況に応じて判断されます。
そのため、私有地に不法投棄された場合、最終的に土地の所有者や管理者側で撤去・処分を検討しなければならないケースがあります。
「自治体に連絡すれば必ず無料で回収してもらえる」と考えず、まず担当窓口へ状況を相談しましょう。
勝手に処分してもいい?

不法投棄された物を発見しても、すぐに処分するのではなく、まず写真などで状況を記録し、必要に応じて警察や自治体へ相談することをおすすめします。
特に、
- 投棄者につながる証拠がある
- 大量に捨てられている
- 危険物が含まれている
- 盗難品の可能性がある
- 犯罪に関係している可能性がある
といった場合は注意が必要です。
「邪魔だから」とすぐにすべて撤去してしまうと、後から現場の状況を確認しにくくなる可能性があります。
写真や動画などで記録を残してから対応しましょう。
産業廃棄物が不法投棄されていた場合
建設現場や工場、店舗などから発生したと思われる廃棄物が不法投棄されている場合は、産業廃棄物に該当する可能性があります。
例えば、
- コンクリートガラ
- 石膏ボード
- 木くず
- 廃プラスチック
- 金属くず
- ガラスくず
- タイル
- サイディング
- ALC
- クロス
- 断熱材
- その他の建築廃材
などです。
大量の建築廃材などが不法投棄されている場合は、自分で処分方法を判断せず、自治体の産業廃棄物担当部署などへ相談しましょう。
不法投棄された大量の廃棄物も処分できる?
行政や警察などへの相談が終わり、所有者・管理者側で撤去することになった場合は、廃棄物処理業者への依頼を検討します。
大量の廃棄物の場合、自分で分別・搬出・運搬するのは大変です。
例えば、
- 空き地いっぱいにゴミがある
- 倉庫周辺へ大量に投棄されている
- 建築廃材が山積みになっている
- 木くずと廃プラスチックが混ざっている
- コンクリートやブロックなど重量物がある
- 大型家具や什器が大量にある
といったケースでは、トラックや重機が必要になることもあります。
カイテキ産廃では、廃棄物の種類や現場状況を確認したうえで、回収・処分方法をご案内しています。
少量から大量の廃棄物まで、まずはご相談ください。
分別されていない不法投棄ゴミも相談できます
不法投棄されたゴミは、きれいに分別されているとは限りません。
実際には、
- 木くず+プラスチック
- コンクリート+土
- 家具+家電
- 金属+廃プラスチック
- 建築廃材+一般ゴミ
など、さまざまな物が混ざっていることがあります。
「何ゴミなのか分からない」
「種類が多すぎて分別できない」
「大量にあって自分では片付けられない」
という場合も、まずは現場の写真を撮ってご相談ください。
廃棄物の内容や量、搬出条件などを確認し、対応可能か判断いたします。
不法投棄を繰り返されないための対策
一度不法投棄された場所は、そのままにしておくと再び投棄される可能性があります。
撤去後は再発防止対策も重要です。
防犯カメラを設置する
不法投棄対策として利用されている方法のひとつが防犯カメラです。
道路から見える位置などにカメラを設置することで、不法投棄の抑止につながる場合があります。
「不法投棄禁止」の看板を設置する
「防犯カメラ作動中」
「不法投棄禁止」
「不法投棄は警察へ通報します」
などの看板を設置する方法もあります。
フェンスやチェーンを設置する
車両が簡単に入れる空き地の場合、トラックなどで大量の廃棄物を持ち込まれる可能性があります。
入口へ、
- フェンス
- チェーン
- ポール
- バリケード
などを設置し、車両が簡単に進入できないようにする方法があります。
草木を定期的に管理する
草が伸び放題になっている土地や管理されていないように見える土地は、人目につきにくくなることがあります。
定期的な草刈りや清掃を行い、「管理されている土地」であることが分かる状態にしておくことも大切です。
不法投棄されたゴミを放置しない
不法投棄されたゴミを長期間放置すると、さらに別のゴミを捨てられる可能性があります。
行政や警察などへの必要な相談や確認が終わったら、できるだけ早めに撤去を検討しましょう。
不法投棄に関するよくある質問
不法投棄されたゴミの回収・処分はカイテキ産廃へご相談ください

「土地に大量のゴミを捨てられてしまった」
「建築廃材を不法投棄されて困っている」
「行政へ相談したが、自分で撤去する必要がある」
「ゴミが混ざっていて処分方法が分からない」
このような場合は、カイテキ産廃へご相談ください。
現場の状況や廃棄物の種類、量などを確認したうえで、回収・処分方法をご案内いたします。
少量の廃棄物から大量の廃棄物までご相談可能です。
個人・法人を問わず対応いたします。
写真をお送りいただければ、廃棄物の種類や量を確認しやすく、よりスムーズにご案内できます。
「これは処分できる?」
「分別されていなくても大丈夫?」
「トラック何台分になるか分からない」
といった場合も、まずはお気軽にお問い合わせください。

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